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マガジン

  • 『近代文学』 創刊=昭和21年1月 埴谷の『死霊』の冒頭が発表
  • 『一冊の本』 朝日新聞社のPR誌

『Spectator』

  • でとった。特集=「レベル・ミュージック」。rebelね。特集の中身自体には、個人的に興味をなかなかもてないでいるけれど、店頭でとりえあず始めから終わりまでぺらぺらとめくらせられる、あれだけの分量の記事をそろえざっくりとしたかっこよさのあるデザインで雑誌らしくまとめあげる力。 http://www.spectatorweb.com

『SWITCH』

  • 『Switch』リニューアル三号にUAの記事で、ううあの音楽番組のディレクターがflowの山岸さんだと知る。flowはkeio, sfcの院出身の方たちによるメディアアートのプロジェクトで、個人的に一番印象に残っているプロジェクトはsputnikか。今は、それぞれのフィールドでの個人活動が多い感じ。田中さんのco-lab(share office/studioのプロジェクト)とか。
  • 『Switch』 テーマ特集の方のテーマは、健康、パーソナル・ビジュアル・アーカイブと来て、今回は少女=純潔。

雑誌読み書き

  • 「~を通してレポートする」
  • なぜわざわざ、編集されたものを観察するのか?
  • 雑誌の中のイメージ
  • ガイド(ブック)ではなく <-その前にガイドブックとは?
  • 雑誌のある所に行ったとき、もうちょっとひいて見ろ
  • 定期購読
  • お見舞いに雑誌を持っていく
  • 社会問題と雑誌。問題化された雑誌。
  • RawMag では雑誌へのつっこみのやり方をいろいろ開発していこうぜい、ということなのですが、雑誌全体や特集などに対してのつっこみ以外にも、個別の記事に対するつっこみというのもありなわけです。たとえば、文芸時評だとか論壇時評というようなものは、そういう営為の1つなわけですが、複数の記事(や小説)に言及したりとちょいと面倒です。ということで、記事をクリップしておく感覚で「こういう雑誌にこういう記事が載っていたよ」的なやり方はどうでしょう? たとえば、こちらのサイトのような感じ。
  • 洋雑誌を読む体験について考える。ぱっと見で何が書いてあるかをつかむことはできないが、辞書を片手にゆっくり読めば何かが書かれているかは分かってくる。
  • ぱっと見の判断ができない。いやー、このネタはないだろう、というような瞬間的な判断ができない。わりと、方法的な部分に頭がいくようになる。実際のテキストの内容というより、その記事がどのように組み立てられているのか、つまりある時は雑誌のコンセプトとも言うべきものへと自分の頭は向かう。そのレベルで、この雑誌のやりたいことは(方法として)、分かるor分からない という判断を下すことになる。
  • デザインにその方法がきちんと反映されていれば、イチコロということになる。
  • 一方で、辞書片手に読むことが、雑誌のテキストを(日本語、英語関係なく)ゆっくり読む久しぶりの経験となる。
  • 読むということにもいろんなモードがある。たとえば、中学・高校で音楽雑誌をむさぼり読むというような読み方と、今雑誌をつくろうと思いながら雑誌を読む読み方は違う。
  • いや、違わないのだろうか。そんなことを気にすることは、何か間違っているのでは? 注目すべき点が違うのでは? とも思う。 というか、自分でも話しの焦点をどこに絞りたいのかよくわからないわけだ。
  • このフレームはよく働くのか? こんなフレームをなぜ持ち出すのか?
  • 《マガジンハウス 「雑誌王国」の挫折》

http://www.magforum.com/index.htm http://www.fipp.com/

雑誌評論(雑誌批評・雑誌レビュー)というテキストのジャンルってあるんだろうか? 雑誌は、本や映画や音楽についてのレビューで溢れかえっているのに、雑誌レビューってのなかなか目にしないですよね。雑誌についてのメディアというのもなさそうだ。書籍を専門に扱うメディアなら、新聞サイズの『図書新聞』『週間読書人』、小ぶりなA5判サイズの『本の雑誌』『recoreco』、また大ぶりのA4判サイズで『ダ・ヴィンチ』なんてのもあったりと、ヴァラエティがあるのに・・・。こういう状況だからこそ私たちのメディアの存在意義があるのだ! と言いたい気分。でも、それはちょっと単純すぎでしょう? 雑誌についてのメディアが存在してこなかったのはそれなりの理由があるはずです。そこについて考えれば、雑誌というメディアの特徴や、批評の問題も浮かび上がってきそうですが、そういう大きな話は追々考えていくとして、今は雑誌レビューの話しへ戻ることにします。

さてさて色々調べているうちに、大メジャー誌『AERA』にて発見しましたよ雑誌レビューってものを。それも連載! かなりレアなそれは、2000年5月29日号~2002年12月23日号にかけて掲載された斎藤美奈子の『men's magazine walker』です。だいたい4回分(『AERA』は週刊誌なので1ヶ月分)で一冊の男性誌を取り上げる形式で、全127回に渡り計31冊がレビューされています。斎藤さんといえば、幅広いメディアで連載を抱える売れっ子文芸評論家なわけですが、彼女はその批評の中で「作者」でも「批評家としての私」でもなく、「読者」というものにスポットをあてる方法を採ることがよくあります。例えば、『月刊百科』でのベストセラー本レビューの連載「百万人の読書」をまとめた『趣味は読書。』では、「趣味は読書」と公言するような人たちって? そういう人たちを読者とするベストセラー本って?という観点が打ち出され、今は亡き『鳩よ!』での特集を本にした『L文学完全読本』は「女性読者に元気を与える」本という括りで様々なジャンルの現代小説を紹介する試みだったり。また、その名も『読者は踊る』という本もあります(こちらも『鳩よ!』で連載されたもの)。

「men's magazine walker」でもこの「読者」への注目という方法がかなりうまい具合に使われています。男性誌というのは、一般に男性を読者とする雑誌ですから、読者像というのは男性像ということになります。つまり、ある雑誌についての分析・批評が、同時にその読者(像)についての分析・批評 この連載中で、ある雑誌でどんな特集が組まれているか、記事のリード文やコピーがどのようなものか、

ある雑誌(やそこで取りあげられる対象)が持つ独特の文化・用語・比喩・しゃべり方(ディスクール)、業界の状況(最近のイシュー) 読者の(男性像)想定、その生態は雑誌批評の連載

自分の趣味に合う雑誌を紹介するようなスタイルではなく、「観察対象」として、世の中で自分と切り離したところに存在する現象として、接する。フィールドワーク的。近田春夫「考えるヒット」。「私は彼らの代弁じゃないもーん。」(「鉄道ジャーナルの巻 その4」)

男性ファッション誌、趣味雑誌(「ヤングオート」「ゴルフ」「NAVI」、総合誌、週刊誌

情報誌(『Tokyo Walker』) ライフスタイル誌(『BRIO』

般批評の対象にならないものを取り上げる。その際、その読者について合わせて語る

「私が想像した「エスク」の読者は・・・」 「「プレジデント」な人たち」

「『BRIO』の興味は・・・」、雑誌と読者の関係

  • 読者の生態(ライフスタイル)、メンタリティー
  • 雑誌の紹介が、そこで扱われている多くの人が知らない独特な世界についての紹介になる場合(『月刊へら』とへら釣り)
  • 特集タイトル、
  • 表紙(『BRIO』)

男性批判 男性文化批判

スノビズム 大仰な物言い


雑誌 パッケージ 編集


雑誌の雑誌についての話しを続けさせて下さい。 名前は今のところ、figure magazine という案が通っています。個人的には、fig. とでも略したらいいんじゃないかと思ったり。 まあそれは置いておいて、この雑誌では、雑誌の雑誌ではあるのですが、例えば雑誌の作り手、編集者(その仕事のクリエイティヴィティ)を持ち上げるようなことはあまりしたくないと思っています。 しかし、人は扱いたい。やっぱり、部屋で雑誌を読みながら記事を作っているばかりじゃ、つまらないでしょ。外に出ていって人に会いたい(というような意見がある)。

雑誌の作り手がいて、それを売る人がいて(雑誌はお店へ)、それを買う人がいる(雑誌は個人の家やパブリックなスペースへ)。また、雑誌は捨てられ、資源ゴミとして回収していく人がいる。また、別の場合、それが駅前とかでもう一度売られる時もあったり。・・・いいや、雑誌に関する人はまだまだいるかもしれんぞ。

雑誌のある風景というのは、雑誌『intersection』が車というものを多様なもの・ことの交差点(intersection)として見いだしたように、ヴァラエティ豊かなものなのだろうか? 私はざ

いろんなスケールで考えられるとは思うが、斎藤美奈子がその雑誌批評の連載(「men's magazine walker」)でいつも通り読者を想定する方法による批評を行えたことを考えてみても、雑誌自体には「個人」(人間)というものはいないのである(?)


『建築文化』 特集=「U-35のポテンシャル─1968年生まれ~の建築家たちは建築の未来を拓くことができるか」(2003年8月号)

  • 同じく若手の建築家を取り上げた『SD』98年の特集「次世代のマルチ・アーキテクトたち」を参照した特集。
  • 15人の建築家に、見開きページを作らせている(文章執筆とビジュアル構成にデザインなども任せられているぽい) かなりページ毎に違う感じ 文章の量も違う
  • 一応与えられているテーマはある。編集部からのリクエストは「現在の建築から『5原則』を抽出し、またその5原則から、現代建築についての私見を述べてほしい。さらに、それに対置しうる『わたしの原則』的なものを文章とビジュアルでまとめてほしい」
  • いくつかのコラム(森川嘉一郎「建築家と上昇志向」では、ブルータスなどのメディアでの建築家の扱われ方について語られている)、少し上の建築家達への短いインタビューと対談。

  • 雑誌の特集をいくつか何かで括って紹介 例ー>

ニュース、山形さん

  • 「「ARIgATT」元編集長がフード業界のWEBマガジン」 (シブヤ経済新聞)
    • 山形浩生の『spoon.』『ARIgATT』についてのコラム 雑誌レビューというものについてのお話もあり。
      • ついでに、山形さんの他の雑誌ネタのコラムもクリップしておこう とりあえず、『Cut』掲載分だけ。他の媒体でも雑誌ネタ書いてはるかな? (「雑誌」でドメイン内検索してみた。全部が全部雑誌ネタをメインに扱ったコラムってわけではないが、これだけの数、雑誌に言及しているということは分かる。少し細かくいくと、具体的な雑誌について言及しているものと、していないものがある。していないものというのは、どういうもんだとまとめられるかな?)
    • 食関連の雑誌つながりで、「eat」 スターバックスの中には「eat」を置いているところがあるみたい
  • 『彷書月刊』7月号 特集=PR誌の向こう側
  • 文化出版局の「MRハイファッション」が2003年6月号で休刊しているが、「ハイファッション」最新号(8月号)を見たら、妙に薄い。これはこの号だけのことなのかな? あと、隔月刊になったみたいで、これが「Mrハイファッション」休刊後の一冊目の「ハイファッション」なのだけど。特集が「男服と女服のボーダーライン」だというのは、男のもカバーするってことなのか?
  • 『groove』が復活していた。以前と同じ判型で。この雑誌は日本のクラブ系雑誌といえば、remixやloudとかがあるけれど、grooveの場合はトラックを作っている人に向けての情報も載っているのが特徴か?(CDで音ネタが付いてきたり) 中高時代はよく立ち読みしたり買ったりもしていたが、このごろの状況はよくわからないです。
  • 図書新聞最新号 書評特集(金井美恵子らの書評に関する)エッセイ 「書評特区」(、6月6,23,28日の記述)
  • 図書新聞の英語名は、book review press
  • 雪印が出していたらしい、「snow」という雑誌 (オフィシャルサイト) (広報誌ガイドでの情報)
  • 雑誌『spectator』を買う。特集はtrip!!だが、とりあえずの目当ては、小特集といっていいボリュームがある「暮らしの手帖」についての記事。赤田さん(元『クイック・ジャパン』編集長、『ポパイの時代』)が、リード文と「暮らしの手帖」発行人&二代目編集長のインタビュー取材を担当している。目次がまちがっていたりと、はっきりとはわからないのだが、「検証:カタログ文化はどこからきたか?」というシリーズの第一部「「暮らしの手帖」のルーツをさぐる」という位置づけの記事のようだ。
  • 03/06/03付け『クイック・ジャパン』編集部日記によると、次号(のQJ)に小西康陽×坪内祐三×赤田祐一「あのころの雑誌たち」という鼎談が載る予定のようだ。坪内さんの「1972」という本は、「ぴあ」の創刊を大きく扱っているだけではなく、当時の雑誌を読みながら書かれているテキストが結構ある。最新号の『スタジオボイス』03年7月号には、酒井隆史による「1972」の書評が掲載されている。
  • 先日図書館で、去年斎藤美奈子がAERAで連載していた「men's magazine walker」を全部コピーした。雑誌というものに、どう引っかかっていくのかというヒントがたくさんあった。この連載については、改めてきちんと書きます。
  • 『文藝』(特集:Jマガジン ネクスト・シーン 98年冬号)
    • 編集長インタビュー H, CUTiE, TOKION, 現代思想, 批評空間, MARQUEE, リトルモア, TV Bros, DICE/骰子, GON!, BURST
      • 現在無くなってしまったのは、TOKION(paper skyにリニューアル), 批評空間, リトルモア(次号で休刊), DICE/骰子。内容が変わってしまったものなら他にもあるだろう。
  • 「世をあげて競馬ブーム、おやじギャルが競馬場に大量進出、ほんもののおやじ絶滅の危機、よく当たる『Hanako』の予想、なんて聞いていたのだが、つい最近、いつも送ってもらっている『日経トレンディ』だか『ホットドッグプレス』を読んでいたら、「いまどき、競馬場がデートコースなんて信じているきみは遅れている」と書いてあった。「きみは遅れている」だって。糸井重里さんは「いまどきの若者でなくてよかった。とてもぼくにはつとまらない」とおっしゃっていたが、ほんとうにそうだ。『ホットドッグプレス』なんか毎号毎号、どうやって女の子を獲得するのかの特集なのだが、これが永遠に続いていくのだからすごい。しかし、毎号毎号同じことを載せるわけにいかない。だから流行も使い捨てにしないと、雑誌がつくれないのだろう。」(高橋源一郎『平凡王』 amazon
    • これを今書き写していて思い出したのは、そういえば「ホットドッグプレス」ってリニューアルしたんだよなーということだった。去年ことでしたねえ
  • この本、ぼくが持っているのは角川文庫版なのだけど、初出が書いていなくて残念だ。内容は文学ネタ以外の高橋さんのエッセイを集めたもの。場所ネタ(水族館、コンビニ、ディズニーランドetc)やTVネタとか。
  • memo 「小説新潮」での坪内祐三の連載「私の体を通り過ぎていった雑誌たち」(2002年2月号~)
  • クイックジャパン 49号(最新号)。小西康陽×坪内祐三×赤田祐一鼎談「あのころの雑誌たち」。注も充実していて、ちょっとぼくには濃すぎ。
  • 赤田さんには著書で「ポパイの時代」も
  • 書評家が本を読むように、雑誌読みになる
  • まとまりとしての雑誌をとりあげる。新雑誌、洋雑誌、インディーズ雑誌など。こういう雑誌があるんだという話。
  • 特定の雑誌の特定の特集、記事を取り上げる。○○という雑誌でこんな特集、記事があった。誰が書いていて、何を取り上げていて、どのような観点で書かれていて。
  • 複数以上の雑誌の記事について扱う。ある月の、あるジャンルの雑誌でのネタのかぶりとか。
  • 雑誌に載ったテキストが単行本化されるまでには時間がかかる。
  • それ以前に単行本化されないテキストもある。
  • あまり売れない小説などはなかなか本にならない。
  • そういうものに雑誌掲載時点でレスポンスしていくこと。
    • たとえば、文学では文藝時評というようなものが、そういう役割を果たしてきた?
  • 現実→雑誌→「雑誌の雑誌」 この遅れをどう活かすか
  • 現実も雑誌も複数あるということ

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本とコンピュータ

sputnik

フリーペーパー系

	metropolis

図書新聞(book review press)

文芸誌系

	

洋雑誌系

	intersection
	re-magazine

雑誌を扱っている記事

	坪内あたり
	赤田あたり
	斎藤美奈子あたり
	(上の二人の場合は雑誌と深く関係するまとまった著書があるので
	書評のかたちでもできる)
	
  • 『文藝』連載 北沢夏音の華氏451度 99年春号~???(もう終わっている)
  • 雑誌特集
    • composite
    • dice
    • 文藝(特集:Jマガジン ネクスト・シーン 98年冬号)
    • 『思想の科学』(1994.11 現代雑誌名鑑・不完全版)

斎藤美奈子『men's magazine walker』(『AERA』で連載 2000年5月29日号~2002)

  • 第一回は「週刊ポスト」

斎藤の批評は読者をイメージすることで論を前にすすめさせる

  • 雑誌と読者

DVD

新創刊、リニューアル、休刊(廃刊)

雑誌のある風景

つくるー>かうー>すてる

  • 雑誌の中の雑誌(についての記事)