- この場所では、文芸評論家の石川忠司[いしかわただし]さんについての情報を集めたり、私的なノートを採ったりしています。
目次
≡最近の更新≡ 新 刊 情 報 ! ! ! !
仕事/作品 †
2010 †
『群像』にエッセイが掲載 †
- 『群像』 2010年5月号に、随筆「高杉の漢詩」が掲載。[2010-04-08]
石川さん,大学の教授に?! †
- こちらに,東北芸術工科大学芸術学部にできる新しい学科(文芸学科)の情報が載っているのですが,教授として石川忠司の名前があります.[2010-03-25]
『週刊読書人』に対談掲載 †
- 『週刊読書人』 2010年3月26日号で,特集「対談:石川忠司・神山修一」.「『新・龍馬論』(原書房刊)をめぐって」.[2010-03-13]
『週刊文春』に登場 †
- 『週刊文春』2010年3月11日号,読書ページ「文春図書館」中のコーナー「著者は語る」に登場.『新・龍馬論』について.[2010-03-04]
『新・龍馬論―維新と近代とリアリズム』 †
- 原書房から2010年1月末に新刊『新・龍馬論』が発売される模様. ー>amazon
- 「四六判・248頁・予価1680円」
- 「あなたの知らない龍馬の真価」
- 「史実を追いかけるだけでは彼の真価は見えない。神話や伝説をとり払い、龍馬の文体に肉迫することにより、行動という〈文体〉で〈思想〉を描いた幕末の英雄の本質をときあかし、アクチュアルな意義を問い直す、全く新しい龍馬論。」
- 「残された手紙や最新の研究文献を徹底的に分析し、つくりあげられた英雄の本質と維新の全体像をときあかす野心的な試み!」
2009 †
前田英樹『宮本武蔵 剣と思想』解説執筆 †
- 前田英樹『宮本武蔵 剣と思想』(ちくま文庫)に石川さんによる解説が収録されています(こちらで知りました). ー>amazon
「石川忠司氏絶賛!」? 『糞神』 †
- 喜多ふあり『糞神』という小説が,石川さん絶賛と売り出されているのですが,どこで絶賛されたんだろう.[2009-10-23]
「百年「と」現代小説の倫理」 【イベント】 †
- 2009年2月28日に,吉祥寺・百年で開催された石川さんと桜井鈴茂の対談.以下,こちらより.
書店からあふれるくらいの小説があり、読者がいる。
読まれる小説と読まれない小説がある。
この差はどこにあるのだろうか。
この単純な問いを問うことで「現代」というものが見えてくるはずだ。
『女たち』ではじめての連作に挑戦した小説家・桜井鈴茂さんと、『衆生の倫理』であらためて自分の思想を示した文芸評論家・石川忠司さんのお二人をお迎えし、90年代以降の「現代小説」という視点で考えていきたい。
読者は何を手がかりに読みたい本を探すのか?猛烈なスピードで回転する小説を捕まえるための「倫理」とは?
津村記久子 芥川賞受賞記念インタビュー 『ポトスライムの舟』で試みたこと 【聞き手】 †
- 『群像』2009年3月号に掲載.さすが石川さんってことで,けっこう突っ込んだことを聞いています./私が津村さんを知ったの石川さんによる『君は永遠にそいつらより若い』の書評でした(2006年)
これ以前の情報 †
- こちらにありますが,現在,新しいページの制作に向けて編集中
著書 †
- 【中央公論社, 1997, 装幀:大谷義智, 装画:山極満博】
- 主要に扱われている人:ゴーゴリ、カフカ、村山槐多、志賀直哉、井伏鱒二、鈴木大拙、柄谷行人、ウイルヘルム・ライヒ、中原中也など
- 【書評】by 保坂和志「作家固有の言葉を発見するライブ感覚」(『文學界』1997年6月号. 再録:『アウトブリード』, 1998/2003)
- 【河出書房新社, 2000年、神山修一との共著, 装幀:岩瀬聡】
- 現代作家についての書評が沢山。
- 神山さんと直接的に協働しているところは、第1章の「フィクション・パトロール」ってところかな。この部分は『文藝』で連名で書かれた同名の連載+αを初出としている。
- 「……おまえこないだ「現代文学批評をヤング・カルチャーに肩をならべられるエンタテインメントにしてやる」って息まいてたじゃねえか。」(p.14)
- 【河出書房新社, 2003, 装幀:岩瀬聡】
- 書き下ろし。
- 【講談社現代新書, 2004, 装幀:中島英樹】
- 書き下ろし。
- 帯より=「村上龍、村上春樹、高橋源一郎、保坂和志、阿部和重、舞城王太郎、いしししんじ、佐川光晴、水村美苗・・・ブンガクはこう読め!」
- 【ちくま文庫, 2006】
- 『現代思想 パンク仕様』の文庫化(増補はあり)
- 本の構成についてはとりあえずここにメモ
- 「ウィトゲンシュタインから宮崎市定まで。多数の先人たちを論じながら、世の中の「せせこましさ」を根こそぎにする痛快評論集。解説・保坂和志」
『衆生の倫理』 †
- ちくま新書 777円 2008年4月7日発売予定 「われわれ現代人は、どうしてこんなにも道徳的に無能力なのか? 精神分析、ギリシア悲劇、幕末史、さらには禅にまで学びながら、ダメ人間のための倫理を探る。」
|