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イアン・ハッキング『言語はなぜ哲学の問題になるのか』

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memo

  • 「意味(meaming)」? 「意味の理論」?
  • 公共的言語
  • 精神的言説

1 戦略

  • 「私は、以下の分析がその聴衆にとって「やさしい」という条件をみたすために、英米哲学の伝統にある作品のみを検討する」。 やさしいとは? 「私が言いたいのは、議論が妥当であるかどうかに関して我々が同意に達するのがやさしい、ということではなく、ただ何が論じられ、それがいかに論じられているかに関して、何の問題もないということである。」

A 観念の全盛期

  • 「観念」という概念

2 トマス・ホッブスの精神的言説

3 ポール・ロワイヤルの観念

  • "Logique de Port-Royal"
  • デカルト
  • 「観念をめぐるこの見知らぬ理論」 p.65
  • 視覚 「デカルトの世界は、徹底的に視覚的である。しかしミシェル・フーコーが述べたように、デカルトやマールブランシュにとっては、目でもって視るということは、精神で知覚するということだったのである。」

4 バークレー僧正の抽象作用

  • George Berkeley(1685-1753)
  • 「我々がここで問題にしているのは、バークレーの議論がいかに正当なものであるか、ということではなく、……ただ、その議論が何であったのか、ということを知ることである。」
  • 「デカルトが我々に対して、「魔術的言葉」をさけて観念へ戻るように、と言っていたことを思いおこそう。我々が観念に精神を集中している限り、我々は誤りようない。」 p.77 「言語に関するバークレーの理論の中心は、##私が自分の精神を、言葉をはぎとった自分自身の観念に限定するならば##、私は容易に誤りえない、というところにある。私の観念の連鎖は精神的言説を構成し、この言説は我々を惑わせる公共的言語に対して論理的に先行する。」 公共的言語への否定的な考えを持っていたという点より、精神的言説に関する「積極的な理論」って方が話としてでかいのよ・重要なのよ、って。