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柴崎友香 (しばさき・ともか), 1973-

  • この場所では、作家の柴崎さんについての情報を集めたり、私的なノートを採ったりしています。


ドリーマーズ    『その街の今は』が新潮文庫に.


最近の仕事

  • 『美術手帖』2011年9月号に小説「鳥と進化/声を聞く」が掲載。写真=田中和人。
  • 単行本『虹色と幸運』(2011年7月) 『webちくま』掲載作品に加筆・修正
  • 考えたことの持つ力(書評:『いちばんここに似合う人』ミランダ・ジュライ 岸本佐知子/訳 ) 『群像』 201011
  • 新潮2010年12月号に、豊崎由美による『寝ても覚めても』書評

2009

  • new!! 『真夜中』 No.7 2009 Early Winter の特集「おとなのための 子ども事典」中,シネマコラム「忘れられない子ども」に寄稿.[2009-10-28]
  • new!! 「アルバムエキスポ」展示に参加される他,関連イベントとして「俳優の佐野史郎氏や小説家の柴崎友香さんらが出演するトークショー」(開催日:11/28)も.この企画にも繋がっていっているのだと思いますが,佐野さんと柴崎さんの関係については,『文藝』の柴崎さん特集で佐野さんが書いておられます.[2009-10-28]
  • 『東京人』 2009年11月号 特集=映画の中の東京 の「私の好きな「東京映画」(観客篇)」で,「普請中の街でダンス」を執筆.[2009-10-05]
  • 『ドリーマーズ』出版元の講談社のウェブサイトに特集ページができています.10冊限定で,著者直筆サイン本を販売しています. [2009-08-31]
  • [イベント] 『ドリーマーズ』刊行記念で,佐々木敦との対談イベント「夢の眺め―ベッド・グラウンド・ミュージック」が開催(090924, ジュンク堂書店新宿店).佐々木さんが同店で行っている連続トークセッションのゲストに柴崎さんが呼ばれるというかたち.「トークを記念して、柴崎友香さん選書フェアも」開催とのこと.詳細 [2009-08-31]
  • 『日経 WOMAN』(2009年8月号) 特集=「心を揺さぶる最高の本200冊」 にエッセイ「『本とわたし』の回想録」を寄稿
  • [単行本] 『ドリーマーズ』が講談社から8月20日発売予定(→amazon).税込価格:1,470円.「わたしが見るのは、現実とパラレルに進むやけにリアルな夢。そこでは死んだことに気付かない父親がいて。表題作ほか、現実と夢のあわいを映し描いた短篇集」.→「ドリーマーズ」初出
    • 講談社のページの内容紹介によると,表題作以外の収録作は,「ハイポジション」「ラップ・ユア・ハンズ!」「夢見がち」「束の間」「寝ても覚めても」.紹介文=「目の前にある世界が、夢のように思える瞬間がある / いくつもの風景からあふれ出す、大切な誰かへのたしかな想い / / 現実と夢のあわいを流れる時間を絶妙に描く表題作ほか、ゆるやかな日常からふと外れた瞬間をヴィヴィッドに映し出す、読むたびに味わい深まる連作短篇集。」
    • 『群像』2009年10月号に,宮崎誉子による『ドリーマーズ』の書評「エブリバディ・ラブズ・ワープストーリー」が掲載.タイトルは,どちらも柴崎さん関係のものから?(「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」×ワープが出てくる小説) [2009-09-08] 追記:ネットで読めるようになっていました=こちら [2009-10-07]
    • 『文学界』 2009年11月号に,田中弥生による『ドリーマーズ』の書評「いつか幽霊になる日まで」が掲載.[2009-10-12]
  • 白水社のウェブサイトに柴崎さんの「本と人」というエッセイが掲載されています.
  • WEB本の雑誌の「作家の読書道」第91回に登場されています=こちら.充実しています.新刊の予定も=「8月に講談社から短篇集が出ます。これは夢と現実の境の時間をテーマにした、ちょっと怪談のような連作短編集」「『ウフ.』に連載していたエッセイ「アイドルたち、女の子たち」も秋に本になります」.下の,柴田さんとのイベント,『ジーザス・サン』についても語られてますね.そして,最近文庫にもなった柴崎さんの 『その街の今は』は,「卒論の小説版」!って話も.
  • ガージェリーというビールのブランドのサイトに柴崎さんのエッセイが掲載されています=「今日は,いっしょに」(2009年2月).
  • 白水社の新シリーズ《エクス・リブリス》刊行記念イベントとして,柴田元幸さん柴崎さんのトークショー&サイン会が開催(090306, 三省堂書店神保町本店)= 情報.柴田さんが訳してこのシリーズから刊行された『ジーザス・サン』などを話題に.
  • 『papyrus(パピルス)』24号 2009/4/28発売 に小説「五月の夜」が掲載
  • [小説掲載] 『群像』2009年6月号(p.230-251)に短篇「ドリーマーズ」が掲載/終電の地下鉄,マイケル・ジャクソン(→床の上の泥酔客),チアガール,妹夫婦の家,現れる建物のような巨大な豪華客船,一周忌になる父親,夢
  • 『文藝別冊 太宰治 100年目の「グッド・バイ」』 発売日 2009.05.21「生誕100年を迎える太宰。その文学は永遠によみつがれのはなぜなのか。インタビュー・高橋源一郎、長部日出雄、加藤典洋、エッセイ・いしいしんじ、綿矢りさ、柴崎友香など、他・石川淳など」 柴崎さんは太宰「斜陽」についての短いエッセイ「恋が世界を変える」(p.26-28)を書いてはりました.
  • 『VOGUE NIPPON』 2009年6月号 「女性小説家11人が話題の映画を「読む」。映画を観る喜びをより深めてくれる、優れた映画評。この春、映画館に足を運ぶ前にぜひ一読してほしい、旬の女性作家11名が綴る映画特集です。」というのに登場されています.柴崎さんが綴るのは『グラン・トリノ』について.
  • 『本の時間』で連載「ビリジアン」が2009年4月号から開始
  • 『ウフ』が2009年5月号(NO.83, 2009年4/15発売)で休刊するとのこと.柴崎さんはこの雑誌で,2007年9月号からエッセイ「アイドルたち、女の子たち」を連載されてきた
  • 『文学2009』に,「宇宙の日」が収録(初出は『文藝』の柴崎特集).この本は「2008年刊行の文芸誌発表作品から精選した、20篇の小説集」というものだそう.
  • 集英社のWEB文芸「レンザブロー」というサイトで「小さな覗き窓」という連載をされていたんですね.しらんかった.
  • 『新潮』2009年5月号で,白岩玄『空に唄う』の書評を執筆
  • 早稲田文学フリーペーパー『WB』NO.16 2009年春号(特集=教科書ってどんな? こくごへん)のアンケートに登場.「友だちが集まってお喋りする情景を楽しげに描くひと」と紹介されている.
  • 「キス」をテーマに9人の女性監督の映画作品を特集上映するイベント『桃まつり presents kiss!』(@ ユーロスペース, 2009/3)にコメントを寄せてはります=「“桃まつり”に誘われて次々に扉を開けたら、/ 世界が、まなざしが、触覚が、容赦なく飛びついてきた。/ 観る人の中に場所を占め、結びつき、消えなくなる映画たち。」
  • 『文學界』2009年4月号,アウトサイド・レビューというコーナーで執筆(「東京の木」)
  • 『真夜中』No.4 2009 Early Spring(2009/1/22, リトルモア) の特集=たのしや地図 Let’s enjoy the map! でエッセイ「地図のはなし」を執筆.そう,柴崎さん大学で「人文地理学」というのを専攻されていたというんですよね.