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大さん橋国際客船ターミナル
- foa(foreign office architects)=アレハンドロ・ザエラ・ポロ+ファシッド・ムサビ の設計
- この人たちの、チーム名はおもろい。グローバリゼーション下での外国人性、というような話も、下の『建築文化』の特集でのインタビューでも読める。
記事とか
- 雑誌『建築文化』 2002年8月号(No.660)で大特集
- この時期に出た、他の建築雑誌にも載っているし、コンペ時(七年前?)の雑誌にも情報があるだろう。が、上にリンクしたfoaのサイトもいい。はじめて行ってきて、帰ってきてあのサイトの中の、出来上がるまでのドキュメントの部分を見て少し感動しました。
- actar(DesignActar)から出版された『verb』で特集。
- 堀井義博 「スカーフェイス、あるいは鉄を楽しめ!―― foa《横浜大さん橋国際客船ターミナル》」
オフィシャルな情報
メモ
- 夜、赤レンガ倉庫の方から眺めたときは、細長い眩しい白色の光だった。細長いといえば、赤レンガ倉庫も細長い。
- 話がそれるが、赤レンガ倉庫(店舗系の方)のフロアを歩いているとき、自分がどこらへんにいるのかわからないのはあんまり気持ちよくない。端っこまでいっても終わりな感じがしない。またあの一階部分のテラスになったカフェのところ、はじめは夜いったので、いい雰囲気だと思ったのだが、白昼みるとなんか変。そういえば、トリエンナーレの時音楽イベントで、赤レンガにいったときは夜で、そのときも雰囲気はよかった。しかし夜でも、はなれて、赤レンガ倉庫を眺めると、わりと幽霊屋敷というか、ダークな空気が漂っている気がする。
- 山下公園からもその細ながーい、躯体を眺めることができる。屋上の緑化されている部分が、盆栽のようで、キッチュな感じ(というかCGぽい感じ?)もするが、いやな感じはしない。先に、桟橋に行ってから、全体像を離れて眺めると対象化されておもしろい。
- 客船ターミナルなのだが、この建物自体が巨大な船のよう。屋上にいるとそう感じるときがある。
- 出入国も行われるので、おそらくセキュリティーはすごいしっかりしているのだろう。
- (こんなおもしろそうな地形で、ボード系スポーツ禁止。スケーターの人に、ボードですべることなしにここの地形を読み取ってもらい、まったく別の場所でこの場所を想像しながらすべってもらうビジュアル。その二つが人の頭の中で合成される。映画で見たいか、マンガでみたいか。グラフィックでもできるか?)
- ジョギングいている人がいた。ジョギングのコースに、ここを入れようかというような都市に対する感覚はいい。というか、コースの途中に、こんな場所があれば、かなり最高だろう。そこからの眺めを考えながら、そしていつのまにか入り、いつのまにか出ていることを考えられて設計されている建築なのだから。
- また行ってきた、二回目。天気や訪れる時間によって、見え方、感じ方がかなり違う。人がいるかいないかでも。今回は、なんかウッドデッキがすこし暗く白っぽく見えた。
- ↑赤白矢印で左側へと車の誘導があり、建物の一階部となる駐車場(交通広場とか名づけられていた記憶あり)へと繋がる。真っ直ぐ登っていったところ(ガラスの中)が二階部分で出入国ロビーというこになる。登る途中で、道は分岐しており屋上への道がある(下の写真)。
- ガラスの向こうは、二階ロビー奥にあるホール。そしてなんとも気持ちいいのが、そのホールを通して向こう側までが透けて見えていること。大きな船が通ると映像のように見える。
- ↓こちらは一階部分。駐車場になっている。外部とのしきりがフェンス(あみあみ)のようなもので、外の空気が入ってくる。
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