- 気になった本についてのメモ
- 気になった本からのメモ
- 新刊に限らない
稲葉振一郎『モダンのクールダウン』 †
目次: †
- 1. ポストモダンとは何(だったの)か
- 2. 物語の解体と消費
- 3. 「リアリズム」と「お約束」
- 4. 表現における「公共性」
- 5. テーマパーク化する世界
- 6. 人工環境と《現実世界》
- 7. 「動物化」論の着地点
- 8. 等質空間からの脱出
- 参考文献
- あとがき
稲葉振一郎『「公共性」論』 †
仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』 †
目次 †
- 序論 「アーレント」とはどういう人か?
- 1. 「悪」はどんな顔をしているか?
- 2. 「人間本性」は、本当にすばらしいのか?
- 3. 人間はいかにして「自由」になるか?
- 4. 「傍観者」ではダメなのか?
- 終わりに 生き生きしていない「政治」
- ハンナ・アーレント年譜
佐藤俊樹『社会は情報化の夢を見る---[新世紀版]ノイマンの夢・近代の欲望』 †
ジグムント・バウマン『コミュニティ―安全と自由の戦場』 †
- 訳:奥井智之、筑摩書房、2008 →amazon
- Zygmunt Bauman Community: seeking safety in an insecure world (2001) gglbooks
目次 †
- 序章 ようこそ、とらえどころのないコミュニティへ
- 1. タンタロスの苦悩
- 2. 引き抜いて、植え付ける
- 3. 撤退の時代―大転換第二段
- 4. 成功者の離脱
- 5. コミュナリズムの二つの源泉
- 6. 承認を受ける権利、再配分を受ける権利
- 7. 多文化主義へ
- 8. はきだめ―ゲットー
- 9. 多文化の共生か、人間性の共有か
- 終章 ケーキも食べればなくなる
memo †
- 第5章 コミュナリズムの二つの源泉
- 「美的コミュニティ」(カント『判断力批判』における)
- 「倫理的コミュニティ」: 「権利上[デジュール]の個人」(「すなわち「約束上」の個人、代わってくれる者などだれもいないという単純な理由で、自ら抜け目なく問題を解決するように指示される個人)が追求するコニュニティ。「長期の関与、譲ることのできない権利と揺るぎない義務から組み立てられるホチyピがある」コミュニティ。
ミルチア・エリアーデ『オカルティズム・魔術・文化流行』 †
秋庭史典『あたらしい美学をつくる』 †
目次: †
- はじめに
- あたらしい美学のための六項目
- 1. 世界のなかに美を位置づける
- 2. 古い道具立てを捨てる
- 3. 枠組みの転換
- 4. 一と多
- 5. ハーネスの思想
- 6. 美をみつける――美学の積極的役割
- 7. 美学的人間
- 補遺――本書の流れを戯画化してみる
- 註
- あとがき
- 参考文献
- 索引
本書についての言及 †
メモ †
- 美学の課題とは?
- 美のありかを示す
- 自然、自然観
- 情報の流れとしての世界観
- 今こそ、きちんとした情報科学や計算機科学をもとに、美について論じる必要があるのです」 p.43
- 自然計算の考え
- 道具立て
- 価値観、価値の問題
- 何のために、どう生きるべきか(倫理観)
参照・紹介されているテキストから †
畠山直哉『話す写真-見えないものに向かって』 †
建築家の読書術 †
- 2010、→amazon
- 連続レクチャー企画をもとにした本。
- 登場する建築家:平田晃久、藤本壮介、中村拓志、中山英之、吉村靖孝
関連 †
大谷能生『散文世界の散漫な散策―二〇世紀の批評を読む』 †
- 読書会的講義をもとにした本。各回=章、ひとりの批評家が取り上げられている。
- 取り上げられているのは、宮川淳「絵画とその影」、平川正明「山口百恵は菩薩である」他、蓮實重彦「映像の詩学」、生井英考「ジャングル・クルーズにうってつけの日」、吉田健一「時間」他。
アリスン・ピープマイヤー『ガール・ジン』 †
- 野中モモさんによる翻訳。副題は「「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア」 / →amazon
- 原著=Alison Piepmeier Girl zines: making media, doing feminism(NYU Press, 2009)
目次 †
- 序文 アンディ・ゼスラー Foreword by Andi Zeisler
- はじめに Introduction
- 1. もし私がこういうことを書かないでいたら、ほかの誰も書きはしないだろうから――ガール・ジンが継ぐ、フェミニストの遺産と第三波の起源 "If I Didn't Write These Things No One Else Would Either": The Feminist Legacy of Grrrl Zines and the Origins of the Third Wave
- 2. なぜジンは重要なのか?――物質性と「身体化されたコミュニティ」の創造 Why Zines Matter: Materiality and the Creation of Embodied Community
- 3. ドレスアップをプレイする、ピンナップをプレイする、ママをプレイする――ジンとジェンダー Playing Dress-Up, Playing Pin-Up, Playing Mom: Zines and Gender
- 4. 「わたしたちは、みなひとつではない」――ガール・ジンに見られる交差的アイデンティティ "We Are Not All One": Intersectional Identities in Grrrl Zines
- 5. 「第三波フェミニズム」する――希望の公共教育としてのジン Doing Third Wave Feminism: Zines as a Public Pedagogy of Hope
- 結び Conclusion
- 訳者あとがき
- 補遺
- 原注
電子本をバカにするなかれ †
本を生みだす力 †
アート・オブ・コミュニティ ―「貢献したい気持ち」を繋げて成果を導くには †
科学する詩人ゲーテ †
岸田一隆『科学コミュニケーション-理科の<考え方>をひらく』 †
地球の論点 †
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